禁煙外来について

禁煙外来について

タバコの煙には、200種類以上の有害物質が含まれており、そのうち約50種類の物質に発がん性があることが知られています。

胃がんや肺がん、咽頭がんや食道がん、膀胱がんなど、タバコを原因の一つとするがんは、数多くあります。喫煙はその他にも、動脈硬化や心筋梗塞などの循環器疾患や、肺炎や慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患、脳出血や脳梗塞などの脳疾患の原因にもなります。

また、タバコは、吸っている本人だけでなく、周囲の方の健康も害します。タバコから出る副流煙(火のついた先から立ち上る煙)には、主流煙(喫煙者が直接吸い込む煙)の約3倍のニコチンやタールが含まれています。

タバコに含まれる有害物質の一つであるニコチンは、非常に依存性の強い物質です。ニコチンは、コカインやヘロインなどの麻薬よりも依存性が強く、ニコチン依存症になってしまうと、なかなか自分一人の意思だけで禁煙することは困難です。

「家族や自分のために禁煙したいのに、やめられない…」

そんな思いでお困りの方は、ぜひご相談ください。当院では、ニコチンへの依存を緩和する薬の処方や生活指導を行い、患者様の禁煙をサポートいたします。

禁煙治療

健康保険等で受けられる禁煙治療

一定の条件を満たすことで、保険診療で禁煙外来を受診することができます。自己負担額が三割の場合、使用する薬剤にもよりますが、約三ヵ月の治療スケジュールで、費用は2万円以内くらいに抑えられます。

条件を満たさない場合も自由診療で受診できますので、まずは受診の前に、ご自身でチェックされることをお勧めします。

健康保険等で禁煙治療を受けられる条件

以下の四点を満たしている方は、保険診療で禁煙外来を受診することができます。

  • ニコチン依存性を診断するテスト(TDS)で5点以上
  • ②[一日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数]が200以上
    (2016年4月より、35歳未満にはこの条件はなくなりました)
  • ③ただちに禁煙を始めたいと思っている
  • ④禁煙治療を受けることに文書で同意している
健康保険等を用いた禁煙治療のスケジュール

禁煙治療は、12週間が基本のスケジュールとなります。その間に5回の診察が行われます。
治療中に大切なのは、相談無く受診を中断しないことです。一度の受診で、「あとは自力で禁煙できる」と受診をやめてしまう方が時折いらっしゃいますが、そのような方の禁煙成功率は低いというデータがあります。

ご自分一人で悩まず、ぜひ新橋日比谷通りクリニックにお越しください。患者様の禁煙を、スタッフ一同サポートいたします。

最後まで計5回通院され、禁煙達成に成功された方には卒業証書が授与されます。

医院概要

医療法人社団 令和会 新橋の内科・泌尿器科新橋日比谷通りクリニック

住所
〒105-0004
東京都港区新橋2-12-16 明和ビル3F
最寄駅
JR「新橋駅」日比谷口より徒歩4分
銀座線「新橋駅」出口8より徒歩4分
三田線「内幸町駅」出口A1より徒歩1分
銀座線「虎ノ門駅」出口1より徒歩7分
電話
03-3595-4976 (ヨクナロー)
※当院は予約制ではございません
診療時間
日祝
10:00~14:00 -
16:00~20:00 - -

休診日:日曜・祝日
※最終受付は、診療時間終了の15分前となります。
☆…第1・3・5週は診療、第2・4週は休診となります。

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